もうかれこれ２０年前だろうかこのアストリアスの７弦ギターを手に入れたのは。
それまでも何本かギターは持っていたが時々６弦Eの音より低いDがあればいいのにと弾きながら思うようになって来てそんなときにこのギターに出会った。
他に８弦、１０弦とか多弦ギターがあるのは知っていたが、クラシックギターで７弦は初めて知ったので「これだ！」と思ったのだ。
ただ失礼ながらそれまで私はアストリアスギターの存在を知らなかったのだ。だから少し調べてみた。
会社は福岡県で、職人がハンドメイドで製造しているらし。日本人がハンドメイドで製造となると試す価値はあると思い楽器店へ行って注文したことを覚えている。
その後５年ぐらいは弾いていたが本業の仕事が忙しくなり、徐々に弾かなくなってしまった。
今はいつか弾こうとギタースタンドに立ててあるのだが、高級オブジェの様に部屋の隅にずっと鎮座しているのである。
そのオブジェが埃をかぶっていたので掃除がてらブログにしてみることにした。これを機にまた自分がギターを弾き始める様になることを期待して。
さてギターだが音のバランスが良いし伸びも良い、何より弦が１本多いのでアレンジの幅が広がる。弦が増えたせいで頭も使うが、弾いてて楽しいギターである。
７弦目にはB音が出せるようにと太い弦が付いてきたのだが、私はそこまで必要ではないので、６弦と同じ弦を使ってDにしている。
ただ初心者の方がカッコいいからとか変わってるからといった気持ちで購入しないでほしい。なぜなら楽器店で売られている殆どの楽譜が６弦用であるからだ。
だから別に６弦ギターは持っておいたほうが良い。
私も６弦ギターで弾いていた曲を７弦ギターで弾くと７弦目が邪魔に感じる時がある。
ある程度アレンジ力がついてきたら検討してほしい。ただし６弦ギターでも十分楽しいのは間違いない。
